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シュルレアリスムでの技法

シュルレアリスムでの技法 その2

優美な屍骸

シュルレアリスム作品の中で、共同制作をとる手法です。複数の人間が互いに他の人間がどのようなものを制作しているかを知らないで、自分のパートだけを制作するというものです。文章、詩、絵画などでおこなわれています。

この制作手法によって、個々の共同制作者の誰もが予想できない、まさに意外な作品ができあがります。これは、シュルレアリスムによる「集団の意思の重視」という思想と親近性をあわせもっています。

この「優美な屍骸」という名前の由来は、共同で文章を制作中の時に、前の部分と後の部分をつなげてみたところ、“Le cadavre exquis boira le vin nouveau.”(優美な屍骸は新しい葡萄酒を飲むだろう)という予想外の言葉が出来上がりました。当事者たちがこれを高く評価して、この手法の名称を「優美な屍骸」としたといわれています。

絵画で「優美な屍骸」の手法を取る場合

まず紙を4つに折り曲げて、他の3人が何を描いたか見えないように折ったままの状態で、自分のパートだけを描きます。ただし、他の部分とつながっていないと絵として成り立ちにくいので、他のパートとの「つなぎめ」だけは見えるようにしておきます。4人が描いた時点で、紙を広げ完成した絵を見ることができます。

詩で「優美な屍骸」の手法を取る場合

4人がそれぞれ1行ずつを、詩の一部分として書いていきます。4人の1人1人がが書きあがったところで、4人の詩を並べて、1つの詩にします。または、1人が紙に1行を書きます。そして自分が書いた1行を見えないようにして次の人に渡しで次の人がまた1行を書きます。これを繰り返して、全体が完成します。

フロッタージュ

フロッタージュ(frottage)はフランス語の【frotter】「こする」という言葉から由来して付けられています。

木の板、石、硬貨などの表面がでこぼこした物の上に紙を置きます。それを例えば鉛筆でこすると、その表面のてこぼこが模様となって、紙に写し取られます。このような技法によって制作された作品をフロッタージュと呼びます。

1925年にマックス・エルンストが始めたといわれています。フロッタージュの作品は、デカルコマニーの作品と同じように、制作者のコントロールが部分的には効きません。また作品を見る人によってそれぞれその物が、何に見えるか違ってくるという可能性があります。

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デカルコマニー

フランス語で「転写法・転写方式・転写画」を意味する用語です。オスカー・ドミンゲスがこの技法を編み出しました。

絵画を制作するときには、制作者の意図が働いていますが、デカルコマニーで制作された模様には制作者のコントロールが(少なくとも完全には)効いていません。完成した模様に制作者の「無意識」が表に出ていると考えることが可能になります。それがデカルコマニー最大の特徴でもあります。フロッタージュと同じく見る人によって模様の見え方は様々ですので、それが見る側の「無意識」をも示す可能性があると指摘されています。

デコルコマニーの工程

  • 1.ガラスや表面が滑らかな紙など、まず絵具が定着しにくい素材を選んでその上に絵の具を塗ります。
  • 2.絵の具が乾かないうちに、別のガラスや紙を上に重ねて押し付けます。
  • 3.重ねたガラスや紙を外すと、そこに模様ができてあがっています。(ガラスの場合は、ガラスを外さなくとも模様が見えるので、重ねたままで作品にすることもあります)

コラージュ

フランス語の「糊付け」を意味する言葉で、現代絵画の技法の1つでもあります。

絵画でのコラージュはキュビスム時代にパブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラックたちが始めたパピエ・コレにが最初といわれています。主観的構成の意図を持たない「意想外の組み合わせ」としてのコラージュは、1919年にマックス・エルンストが発案しています。新聞、布切れなどや針金、ビーズなどの絵具以外の物を色々と組み合わせて画面に貼り付けることによって特殊効果を生み出すことが出来ます。それから後にいろいろ方向で工夫されて発展して、現在でもたくさんの作品が生み出されています。

通常のただ絵を描くといった手法ではなく、ありとあらゆる性質とロジックのばらばらの素材(新聞の切り抜き、壁紙、書類、雑多な物体など)を組み合わせることで、壁画のような造形作品を構成する芸術的な創作技法です。作品としての統一性は漸進的な並びかたや置き方で形成されています。コラージュは、絵画と彫刻の境界を消滅させることを可能にした技法でもあります。

アーティストになりたい方必見

トロンプ・ルイユ

トロンプ・ルイユは騙し絵です。フランス語では「眼を騙す」を意味しています。トロンプイユと表記されることもありますが、現在では解りやすく「トリックアート」と呼ばれる事も多いです。(日本ではトロンプ・ルイユとして分類される様式はかなり広くあります。そして福田繁雄の作品が特に有名です)

トロンプ・ルイユ種類

1.壁面や床などに実際にはそこに存在しない扉や窓、人物、風景などを描いて、あたかもそれらが存在するように見せかける作品。

2.平面作品に物を貼り付けて、絵の一部が外に飛び出しているような作品。

3.3次元の現実ではありえない建築物を描いた作品(エッシャーの作品が特に有名)

4.人体や果物・野菜などを寄せ集めてそれらの物を描きながら仕上がりは人の型に模している作品。(例:アルチンボルドや歌川国芳の作品)寄せ絵やはめ絵などです。

5.普通に見ると人間の顔に見ますがその作品をさかさまにしたり、向きを変えたりするとまったく別の物に見える作品(例:ルビンの壺)

6.大きさや長さについて、長さや大きさを視覚で錯覚を起こさせるような作品

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